育樹レポート vol.06

「守ろう地球のたからもの」10周年 マザーツリー樹勢回復事業を実施しました。

「守ろう地球のたからもの」プロジェクトは、2008年から青森県内の世界遺産「白神山地」周辺地域で、森の再生活動をおこなってきました。この白神山地のシンボルとして知られる「マザーツリー」を多くの観光客が訪れますが、樹勢が衰えているという地元の方々からのご相談を受け、三菱UFJフィナンシャル・グループのご協力のもと、10周年記念として、マザーツリーの生育を回復するための支援をおこないました。

長年マザーツリー周辺の土壌が人に踏み固められたことによって、樹勢が弱っているため、自然素材による土壌改良をおこない、2回にわたって治療をおこないました。作業には、津軽森林管理署、青森樹木医会、津軽人文・自然科学研究会、西目屋村、五所川原農林高校の高校生など、多くの地元ボランティアにご協力いただきました。

樹木医による樹勢診断の様子

樹木医による樹勢診断の様子

樹勢回復のため土壌改良を実施!

2017年7月23日の1回目の治療では、青森県樹木医会の皆さんの指導のもと、土壌ベラ、竹べら、熊手、鶴嘴(つるはし)など多くの道具を使って、踏み圧で硬くなった表土を10cm程度慎重に掘り返して、木炭などを使用した環境に配慮した土壌改良剤などを散布して、最後に薬剤を散水しました。

土壌改良の様子

土壌改良の様子

これからも豊かな自然を守っていくために

9月22日には、2回目の治療として、前回と同様の作業を行いました。

最後に、マザーツリーの治療を実施することになった説明看板をマザーツリーの直近に設置しました。これからも、白神山地周辺の森の再生活動を通じて、豊かな自然を守っていきたいと思います。

説明看板を設置

説明看板を設置