植樹レポート vol.1

約100名の参加者が全員そろって記念撮影。
それぞれの心の中に、今日の思い出が深く刻まれました。

5月31日〜6月1日に世界遺産「白神山地」のある津軽地方の国有林において、第1回の植樹活動が行われました。全国各地から集まったボランティアの皆さんが、大自然のなかで力を合わせて行った活動の様子をお伝えします。

植樹場所 青森県大鰐町居土折紙
植樹面積 約3.14h
植樹本数 年間2万本
植える木の種類 ブナ、ヤマザクラ、ヤマモミジ、ミズナラ、ヒノキ、アスナロなど。

今回の植樹活動には、全国から三菱UFJフィナンシャル・グループの社員約100名が参加。また、地元の青森県林業関係者の方々がボランティアとして協力し、植樹地の地ごしらえをはじめ現地への案内など、さまざまな準備作業を全面的にサポートしてくれました。

植樹当日の5月31日、青森空港に到着した参加者は、今にも雨が降り出しそうな空模様のなかバスに乗り、いざ植樹地へ出発! 途中、バスが通れない山道に入ると、今度は地元の方々が用意してくれた自家用車10台に分乗し、ようやく山のふもとに到着しました。

開会式で山の神への安全祈願を行った後、参加者は一人ひとり鍬を持ち、いよいよ植林作業の始まりです。赤や黄色や青に色分けされたくいを目安に苗木を植えていきます。このくいは、植えるの苗木の種類を示す役割と、植林後の下草刈りの際の目印になります。慣れない山の斜面に注意しながら、参加者は地元の専門家の指導を受けて土に穴を掘り、1本1本丁寧に自らの手で苗木を植えました。そして全員の植樹作業が終了するかしないかという時、本格的な雨が降り出しました。苗木にとっては成長を促す恵みの雨です。

この日の夜は、宿舎で地元の津軽人文・自然科学研究会の木田貴郷さんと津軽白神森林環境保全ふれあいセンター所長の原田正春さんによる講話が行われました。木田さんからは、森と川と海とがつながって多様な生き物が共生しながら生態系を支えており、森を守ることは国土を守ることにつながるということ、続いて原田さんからは、世界遺産「白神山地」の魅力についてお話しいただきました。

翌日、雨が降りしきる中、参加者は白神の森で山歩きを体験。地元ボランティアガイドの案内で、樹齢400年のブナの巨木「マザーツリー」を目の当たりにするなど、白神山地の多様な植生を体感しました。2日間ともあいにく雨模様の天気でしたが、自分たちが植えた木の苗がしっかりと育つように願いながら、それぞれの帰途につきました。

植樹活動参加者の声

今回は、環境を考える良い機会になりました。都会に戻ると新鮮な気持ちをすぐ忘れてしまうのですが、時々マザーツリーを思い出して、自分も自然の一部なのだということを思い出したいと思います。

企業としてこのように貢献活動ができることを大変誇りに思うとともに、自己満足ではいけない、身近な、できることからボランティアを始めよう、地道に続けて行こう、という意識が芽生えました。

今回の企画を通して、自然の素晴らしさ大切さ、現地の方々の温かい心遣いにまで触れることができました。現地ホ゛ランティアの方に、人間の都合だけで物事を考えてはいけない、ということを教えていただきました。日常を過ごしていただけでは気がつかないとても大事なことでした。

机上で調査しただけでは理解することは出来ないという事を痛感し、中に入って実行していくことの重要性を感じ、これからも何か関心を持ったらすぐに実行に移すことが出来る勇気を持てたと思います。企業の一員としての社会奉仕の意味を理解する機会になったと思います。

植樹を通じて自然の偉大さについて学習できたこと、地元の人々の環境保全に対する思いを聞けたこと、自分が未来の環境につながる活動に(少しではあるが)携わることができたこと、本当に貴重な経験ができたと思います。

一言では言い表されないほど、学ぶことがたくさんあり、充実した貴重な時間を過ごすことができました。生きとし生ける者に、感謝を捧げ、自然を敬い、生活をされてる方々とお会いし、自分も微力ではありますが、自然への敬意や、日々の生活の忘れてしまっている大切なことを見つめなおそうと、強く思いました。

今回植樹活動に参加してみて、温暖化や自然破壊と言われる環境を垣間見れたような気がしました。
自然は人間以上に環境変化に敏感であり、その原因を作っているのは私達人間であるということ。その中で、自然に対して何ができるのかを考えなければいけないと言う事を強く感じました。