植樹レポート Vol.6

10万本植樹達成!世界遺産「白神山地」周辺地域 植樹活動

2008年から毎年2万本の苗木を、青森県内の世界遺産「白神山地」周辺地域で植樹してきたこの活動もプロジェクトの5年目を迎え、ついに通算10万本を達成しました。
今年も6月2日(土)、6月30日(土)の2回にわたり、植樹活動が行われました。ここでは、本プロジェクト始まって以来、10回目となった6月30日(土)の植樹活動の模様を報告します。

5年間の感謝を込めて・・・

開会式では、三菱東京UFJ銀行・三木繁光特別顧問より、5年間にわたって地元でプロジェクトを支えてきた、東北森林管理局・津軽森林管理署をはじめとする多くの関係者に対し、感謝状と記念タオルの贈呈が行われました。
津軽のシンボル・岩木山を望む植樹地には、全国から植樹ボランティアとして集まった三菱UFJフィナンシャル・グループ社員ほか、地元参加者からの温かい拍手と笑顔が広がりました。

10万本目を目指し、作業開始!

初年度から協力いただいている津軽人文・自然科学研究会をはじめ、青森県立五所川原農林高等学校の高校生など、地元ボランティアだけでも100名を超える人が集まり、会場は大賑わいとなりました。まずは、全員で体操をして体をほぐし、いよいよ作業開始です。

用意された苗木は、ブナ、ミズナラ、ヤマザクラなど、この山の本来の植生を参考に決められた15種類。今日植える2,000本で、ついに通算10万本に届きます。参加者は、慣れないクワ使いと不安定な足元、さらに暑さのため汗だくになりながらも、1本1本、心を込めて植えました。

世界遺産活動”ワンバサダー”・わさお君も歓迎

無事、植樹を終えた参加者を待っていたのは、白神山地を有する町・青森県鯵ヶ沢町に住み、日本ユネスコ協会連盟世界遺産活動特別大使”犬”ワンバサダーである秋田犬「わさお」君でした。飼い主の菊谷さんから「皆さん、遠いところをおいでいただいて、また、この青森で植樹活動をしていただきありがとうございました。青森の良いところを見て、楽しんでください!」との言葉ももらい、参加者には、疲れも吹き飛ぶひと時となりました。

世界遺産登録地へ

植樹活動の翌日には、参加者は世界遺産登録地(緩衝地帯)に達する散策路・津軽峠〜高倉森コースを、地元ガイドの皆さんと歩きました。「この木は樹齢どのくらいですか?」など、積極的に質問があがり、参加者は苗木が立派に森の一部となるまでの長い年月に思いをはせていたようです。

植樹活動参加者の声

手が豆だらけになりましたが、10万本の植樹に少しでも貢献できたかと思うと嬉しいです。

実際に白神山地周辺地域に来てみて、本からの勉強だけでは学べない、世界遺産の価値や素晴らしさを感じました。

これからずっと続く未来の子どもたちへ豊かな山や海を遺してあげられるように、少しでも自然を守っていかなくてはいけないと改めて感じました。

地元の皆さんの温かい津軽弁が耳に残っています。この植樹活動は、たくさんの関係者の方々のご協力があってこそ成り立っているということに、心から感謝しています。